モテヤンキーにコクられて
「何するっ…キャーッ!!!やめっ…やめてーっ!!!!」


柴田先輩はあたしの手を引っ張って、唇を近づけてくる。


「お前が撤回するまで、手にキスし続けていい?」


「キスって…!!!キャーッ!!無理っ!無理ーっ!!撤回しますっ、撤回するからーっ!!!」



しかも普通のキスじゃなくて、口を開けてくるから、食べられそーだったんだけどっ!!!


「おーし、いい子だ」


柴田先輩は満足そうな表情で、あたしの手をやっと離してくれた。




< 157 / 396 >

この作品をシェア

pagetop