モテヤンキーにコクられて
「あたし……元カノと同じこと、したくない……」
「……へっ?」
「柴田先輩、膝マクラ……初めてじゃないんだよね。なんか……ヤダ」
これって、あたしの勝手な嫉妬。
膝マクラをされるのが好きって言われただけで、前の人とのことを思いだして妬いちゃうなんて……あたしも重症だ。
プイと顔を背けると、やたらとニヤニヤしてる柴田先輩があたしの正面にまわりこんできた。
「おーい、妬いてんのか! かわいいとこあるじゃん」
「妬いてないからっ!」
いえ、完全に妬いてます。
こんな嫉妬、かわいくない……。
「……へっ?」
「柴田先輩、膝マクラ……初めてじゃないんだよね。なんか……ヤダ」
これって、あたしの勝手な嫉妬。
膝マクラをされるのが好きって言われただけで、前の人とのことを思いだして妬いちゃうなんて……あたしも重症だ。
プイと顔を背けると、やたらとニヤニヤしてる柴田先輩があたしの正面にまわりこんできた。
「おーい、妬いてんのか! かわいいとこあるじゃん」
「妬いてないからっ!」
いえ、完全に妬いてます。
こんな嫉妬、かわいくない……。