モテヤンキーにコクられて
長い長いキスのあと、柴田先輩はやっと唇を離してくれた。
「…………」
恥ずかしくって、目が合わせられない。
柴田先輩は、自分からあんなキスをしてきたくせに、なんだか照れてるみたいで、
「じゃ……行くか?」
なんて言いながら、普段はしないんだけどやたらと髪を何度もかきあげていた。
お互いなんだか気まずくて、しばらく沈黙。
そのまま5分ほど歩いたところで、柴田先輩がふと立ちどまった。
「……もっと美桜と一緒にいたい。やっぱ、俺んち来るか?」
「……えっ?」
「…………」
恥ずかしくって、目が合わせられない。
柴田先輩は、自分からあんなキスをしてきたくせに、なんだか照れてるみたいで、
「じゃ……行くか?」
なんて言いながら、普段はしないんだけどやたらと髪を何度もかきあげていた。
お互いなんだか気まずくて、しばらく沈黙。
そのまま5分ほど歩いたところで、柴田先輩がふと立ちどまった。
「……もっと美桜と一緒にいたい。やっぱ、俺んち来るか?」
「……えっ?」