モテヤンキーにコクられて
サナが説明しようとするから、あたしはそれを手で制した。


「黙ってたんですけど…あたしには、柴田先輩と付き合う前から、大切な人がいて…。

色々相談にのってもらったり、なぐさめてもらったり…」


「な、何?それが…コテツ?」


サナは柴田先輩の反応に、今にも笑いだしそうになってる。


< 353 / 396 >

この作品をシェア

pagetop