気になる年下男【短編】
だけど、そんな幸せは…


長くは続かないもの……



浩介くんに内緒で、有給休暇を取っていた私は一人で街をブラブラしていた。


……!?!?


……なに?どういう事??



私が街で見かけたのは、仲良く手を繋いで歩く。

澄嘉ちゃんと浩介くんの姿だった。



私は目の前が真っ暗になり、その場から逃げ出していた。


なんで、あの二人が一緒にいるの??


なんで、手なんか繋いで歩いてるわけ??


意味分かんない…!!



私の中で、何かが音をたてて崩れていく……


もう、何も信じられない!という感情でいっぱいだった。

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