LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
細い糸で良いから、結ばれては居たかった。
忘れたくない気持ち。
カーテンの隙間から、景色を望む。
男女の姿が目に映る。
私にも、あんな日があった。
肩を並べて歩き、向かい合い、色んな話をした。
「…海斗が居なきゃ…ダメなんだよ…っ…」
会えない時間が重なる度、考えとは裏腹に、不安で…怖くて。
海斗に会いたくなった。
今、どうしてるかもわからないのに、どうしてこんなに。
退院したら、会いに行く勇気が欲しい。
あの日が最後だったら、私は自分を恨むしかない。
飛び出して、後悔して。
救いようのない馬鹿だと。
忘れたくない気持ち。
カーテンの隙間から、景色を望む。
男女の姿が目に映る。
私にも、あんな日があった。
肩を並べて歩き、向かい合い、色んな話をした。
「…海斗が居なきゃ…ダメなんだよ…っ…」
会えない時間が重なる度、考えとは裏腹に、不安で…怖くて。
海斗に会いたくなった。
今、どうしてるかもわからないのに、どうしてこんなに。
退院したら、会いに行く勇気が欲しい。
あの日が最後だったら、私は自分を恨むしかない。
飛び出して、後悔して。
救いようのない馬鹿だと。