LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
話を中断して貰い、成美を抱き抱え、寝室に寝せる。

布団を掛け、頭を撫でてからリビングに戻る。



「ごめん。続けてくれるか?」



「はい。……出待ちしてた彼女と仲間3人は、私が何とか片付けました。しかし、“消してやる”って一言に、成美が怯えちゃって…」




「そうか…」



「それに、あるお客さんが成美を狙ってるみたいで。注意したけど、懲りないと思いますよ、アレは…」



「……」



芽ちゃんは「あームカつく!!」と言って、目の前にある未使用のフォークを唐揚げへと刺した。

かぶり付き、鼻息を荒く肉を噛んで行く。
< 409 / 538 >

この作品をシェア

pagetop