LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「成美ちゃんに迫ったのって、噂の“ニヤニヤおじさん”か?」
「そうそう」
「あの人、初めて来た日から成美ちゃん一筋」
「…何だよそれ」
「旦那が居るで、指輪を見てわかんないのかしら」
芽ちゃんは八つ当たりなのか、下川さんの腕を意味もなく殴る。
痛がる下川さんに、もう1発。
「足んないっ!!」
「や、止めてくれ!;;」
立ち上がり、電話機の横に移されてる二つのお守りを握り締める。
成美を守ると、前に誓った。
だから、今回もちゃんと守ってみせる。
だが、ニヤニヤおじさんがわからなければ、何ともな。
「そうそう」
「あの人、初めて来た日から成美ちゃん一筋」
「…何だよそれ」
「旦那が居るで、指輪を見てわかんないのかしら」
芽ちゃんは八つ当たりなのか、下川さんの腕を意味もなく殴る。
痛がる下川さんに、もう1発。
「足んないっ!!」
「や、止めてくれ!;;」
立ち上がり、電話機の横に移されてる二つのお守りを握り締める。
成美を守ると、前に誓った。
だから、今回もちゃんと守ってみせる。
だが、ニヤニヤおじさんがわからなければ、何ともな。