LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
生還して来た成美が2人を抱き、ようやく来た。
不安定の状態で、小さい体で慌ててる永斗を抱き上げ、待合室のソファーに座り、下川さんを待つ。
走ったとしても15分。
…もうそろそろか?
ーードンッ
『なぁ゛!自動ドアかよ!;;』
そう思ってると、自動ドアに体当たりした下川さんが現れた。
成美と2人、同情と呆れで歪む顔で見てるも、視線に気付いてないらしく、汗だくで分娩室の方へ行ってしまった。
「…あの夫婦、大丈夫かな」
「…あの2人だから、大丈夫だ」
根拠は全くないけど。
でも、2人なら大丈夫だと思えるんだ。
不安定の状態で、小さい体で慌ててる永斗を抱き上げ、待合室のソファーに座り、下川さんを待つ。
走ったとしても15分。
…もうそろそろか?
ーードンッ
『なぁ゛!自動ドアかよ!;;』
そう思ってると、自動ドアに体当たりした下川さんが現れた。
成美と2人、同情と呆れで歪む顔で見てるも、視線に気付いてないらしく、汗だくで分娩室の方へ行ってしまった。
「…あの夫婦、大丈夫かな」
「…あの2人だから、大丈夫だ」
根拠は全くないけど。
でも、2人なら大丈夫だと思えるんだ。