俺様家政婦と同棲中...!?
「ねぇ映画みたいッ!」
「ぇ?映画?みたいのあんの?」
「なんか今目に入った『最期の君』って奴!!」
「別にいいけど。じゃ行こうぜ」
悠都君が握る手のひらが暖かすぎる
反対の手が手汗でハンパなく濡れている___
「はい。2枚でいいです」
「ぁれ?自分の払うし」
「いや、もう買ったし。別にいい」
「ぇ!?ダメだよ、無理。アタシが無理だから」
「ワガママ。金はいいから今日俺を楽しませろ」
「分かった。アタシのデート楽しませてあげる!」
「お前デートとかした事ないだろ?」
「理想だから。」
私の夢を壊すような発言をする悠都君
気にする事なく席に座った_____