同じ空の下

その日の昼休み


いつものよう、窓際の席で風をあびながら、和也と昼飯を食べていた。





「おまえ何ニヤけてんの?
気持ち悪いぞ!(笑)」


オレはあれから、みどりでいっぱいだった。
授業も、寝てるも同然のように、みどりの事を考えてボーッとしていた。




「え?に、ニヤけてねえよ!みっ、み、見間違えだよ!」




いきなりの質問に噛んでしまった。





「じゃあ、何で噛んでんだよ?怪しすぎるぞ。
さては‥」




和也がニヤリとした顔で、オレを見てきた。


ばれた!?


でも、隠してるわけでもないしなあ‥(笑)
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