同じ空の下
翌朝。
「隼人、話あるし学校サボるぞ。」
そう言った和也の雰囲気はただならなかった。
オレらは学校からでて、幼稚園の時よく和也と一緒に遊んだ公園へ行った。
公園のベンチ座ったオレらは、沈黙を守っていた。
しかし、和也の一言でオレの背筋が凍りついた。
「隼人…
オレ‥昨日見たんだよ。
…おまえとみどりが抱き合ってるところ。」
「…ち、ちがう!あれ…」
「何が違うんだよ!!」
オレの言葉を遮り、和也が叫んだ。
「お前だけは信じてたんだ…
なのに…。」
「和也‥」
オレは親友を裏切ってしまった…。