Return★LOVE!
「じゃあね。」
そう言ってあたしはクルリと向きを変えた
「待てよ。」
「……。」
「俺も今言うわ
俺もお前のこと好きだった。」
好きだった。
お互い過去の言葉……。
あたしは今のひろくんを追っていける気がしないから、好きになるのを止めた
じゃあひろくんはいつから……?
「じゃ、俺も用それだけだから」
そう言うとあたしの肩をポン、と叩いてひろくんは教室から出ていった
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