桜星サンセット
次はクアハウス。
大きなプールがメインで、その周りにジャグジーや、檜風呂、岩風呂なんかが沢山ある。
プールでたっぷり泳いで、お風呂では温泉を味わった。
長い滑り台も付いていて子供に混じって何回も滑った。
アンも私も完全に子供に返ってはしゃいでいた。
小学生の子達とも仲良くなって、「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と呼ばれながらも、同級生のように遊んでいた。
中でも小学4年生の美咲ちゃんという子が私になついてべったりとくっついていた。
美咲ちゃんをおんぶしたままプールをスイスイ泳ぐ。
「お姉ちゃん、彼氏いる?」
その言い方が大人びていておかしい。
「いないよ。美咲ちゃんは?」
「いない。好きな人ならいる」
「どんな人?同じ学校の子?」
「うん。同じクラス」
「好きって言わないの?」
「言えないもん」
肩を掴む手に力が入った。
「だって、翔太くんわたしの友達のみきちゃんの事が好きみたいなんだ・・・」
「そっか。切ないね」
「うん。でも好き。どうしたらいいと思う?」
小学生とはいえ、恋愛経験無しの私には難しすぎる質問だ。
「美咲ちゃんかわいいから大丈夫だよ」
全然答えになっていない。
「みきちゃんの方がかわいいもん」
すねるように小声で言った。
何て言ってあげたらいいんだろう?
大きなプールがメインで、その周りにジャグジーや、檜風呂、岩風呂なんかが沢山ある。
プールでたっぷり泳いで、お風呂では温泉を味わった。
長い滑り台も付いていて子供に混じって何回も滑った。
アンも私も完全に子供に返ってはしゃいでいた。
小学生の子達とも仲良くなって、「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と呼ばれながらも、同級生のように遊んでいた。
中でも小学4年生の美咲ちゃんという子が私になついてべったりとくっついていた。
美咲ちゃんをおんぶしたままプールをスイスイ泳ぐ。
「お姉ちゃん、彼氏いる?」
その言い方が大人びていておかしい。
「いないよ。美咲ちゃんは?」
「いない。好きな人ならいる」
「どんな人?同じ学校の子?」
「うん。同じクラス」
「好きって言わないの?」
「言えないもん」
肩を掴む手に力が入った。
「だって、翔太くんわたしの友達のみきちゃんの事が好きみたいなんだ・・・」
「そっか。切ないね」
「うん。でも好き。どうしたらいいと思う?」
小学生とはいえ、恋愛経験無しの私には難しすぎる質問だ。
「美咲ちゃんかわいいから大丈夫だよ」
全然答えになっていない。
「みきちゃんの方がかわいいもん」
すねるように小声で言った。
何て言ってあげたらいいんだろう?