桜星サンセット
「キャーーー」
思わず声を上げた。
足がいっぱいある黒光りした虫がいた。
「・・・なにそれ?クモ?」
「なんだろう?今聞いてみるから待って」
そう言ってカチカチとメールを打ち始めた。
聞いてみるって?
誰に?
いつもの様にすぐに返事が来た。
「クモじゃなかった。足が8本あるでしょ?だからクモじゃないんだって。クモっていうのは頭と、体と・・・」
「もういいよー。虫嫌いなんだからーー」
「あ、そう?」
虫ってまさか?
虫っていったらあの人しか思い浮かばない。
「まさかとは思うけど、たかし君?」
「うん」
嬉しそうな笑顔。
思わず声を上げた。
足がいっぱいある黒光りした虫がいた。
「・・・なにそれ?クモ?」
「なんだろう?今聞いてみるから待って」
そう言ってカチカチとメールを打ち始めた。
聞いてみるって?
誰に?
いつもの様にすぐに返事が来た。
「クモじゃなかった。足が8本あるでしょ?だからクモじゃないんだって。クモっていうのは頭と、体と・・・」
「もういいよー。虫嫌いなんだからーー」
「あ、そう?」
虫ってまさか?
虫っていったらあの人しか思い浮かばない。
「まさかとは思うけど、たかし君?」
「うん」
嬉しそうな笑顔。