桜星サンセット
「同票だったんだよね、コウちゃんの1票でこっち」
「えっ、私の?いいんですか?」
「もちろん。作った加藤君もこっちを推してたから、良かったよ」
「これ加藤先輩が作ったんですか?」
「そう、上手いよね。さすがアート系」
「アート系ってなんですか?」
「加藤君こういうの得意なんだよ。芸大目指してるし」
「芸大って、画家とかですか?」
「画家って・・・。グラフィックとか?・・・私もよく分からないけど、まあデザインするんだよね」
加藤先輩も将来決めてるんだ、やっぱりそれが当然なのかな。
「智美さんは卒業したらどうするんですか?」
どうしても聞いてみたくなった。
「私?私は短大でも行って遊ぶよ。まだ働きたくないし」
「そうですか」
なぜだかほっとしてる自分がいた。
「えっ、私の?いいんですか?」
「もちろん。作った加藤君もこっちを推してたから、良かったよ」
「これ加藤先輩が作ったんですか?」
「そう、上手いよね。さすがアート系」
「アート系ってなんですか?」
「加藤君こういうの得意なんだよ。芸大目指してるし」
「芸大って、画家とかですか?」
「画家って・・・。グラフィックとか?・・・私もよく分からないけど、まあデザインするんだよね」
加藤先輩も将来決めてるんだ、やっぱりそれが当然なのかな。
「智美さんは卒業したらどうするんですか?」
どうしても聞いてみたくなった。
「私?私は短大でも行って遊ぶよ。まだ働きたくないし」
「そうですか」
なぜだかほっとしてる自分がいた。