桜星サンセット
「私美術部に入ることにした」
電車に揺られながら隣に座るアンに言った。
「そうなの?コウ上手いもんね」
「ホントに?」
「うん。いいと思う。コウの絵見てみたいし。でも、なんで急に?」
「加藤先輩に誘われて・・・」
「ああ、部長だ。ウチの学校って成果主義だから、優勝したりコンクールで賞とったりすると部費がすごい出るんだけど、その稼ぎ頭が加藤先輩。その人からスカウトされるなんてすごい事だよ」
すごい、かぁ。
今日だけで、何回、加藤先輩に対してすごいって思っただろう。
電車に揺られながら隣に座るアンに言った。
「そうなの?コウ上手いもんね」
「ホントに?」
「うん。いいと思う。コウの絵見てみたいし。でも、なんで急に?」
「加藤先輩に誘われて・・・」
「ああ、部長だ。ウチの学校って成果主義だから、優勝したりコンクールで賞とったりすると部費がすごい出るんだけど、その稼ぎ頭が加藤先輩。その人からスカウトされるなんてすごい事だよ」
すごい、かぁ。
今日だけで、何回、加藤先輩に対してすごいって思っただろう。