桜星サンセット
「わ、私は遠慮しとく。3人でどうぞ」

「オレも今日はいいや。何か食べるよ。まだ食べ足りないし、なっ?」

私のほうを向いて言った。

「う、うん。そうなんだ」

「そう?たかし君、私だけだけど行ってもいい?」

「・・・うん」

たかし君の顔はさらに赤くなった。

アンと真っ赤な顔のままのたかし君は部屋を出て行った。

「アンとたかし君、2人で大丈夫かな?」

「大丈夫だろ。2人っきりの方が良いだろうし」

「アン、嬉しそうだったしね」

「たかしも、な」

「上手くいくんだよね、2人」

「多分。そうなると良いな」

良かった、コウスケも本当に喜んでいるんだ。

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