桜星サンセット
勉強会
「たかし君とどうだった?」
月曜の朝アンに会うなり聞いた。
「楽しかった!」
満面の笑み。
「色んな虫いてね、繁殖とか・・」
「もういいから。虫の話じゃなくて、たかし君」
「そう?告白はしてないよ。すっごい言いたかったんだけど、何て言っていいのか分からなくて出来なかったの」
アン、告白される事は沢山あっても、した事無いもんね。
「良い感じにはなった?」
「うーーん、たかし君虫の事はよくしゃべるけど、それ以外はあんまり話してくれないんだよね。それでも私は楽しいけど」
しゃべるの苦手そうだしね、特に女の子とは。
でもあの時たかし君は恋に落ちた、はずだ。
アンの、「ね?」に。
女の私だってあれには弱い。
月曜の朝アンに会うなり聞いた。
「楽しかった!」
満面の笑み。
「色んな虫いてね、繁殖とか・・」
「もういいから。虫の話じゃなくて、たかし君」
「そう?告白はしてないよ。すっごい言いたかったんだけど、何て言っていいのか分からなくて出来なかったの」
アン、告白される事は沢山あっても、した事無いもんね。
「良い感じにはなった?」
「うーーん、たかし君虫の事はよくしゃべるけど、それ以外はあんまり話してくれないんだよね。それでも私は楽しいけど」
しゃべるの苦手そうだしね、特に女の子とは。
でもあの時たかし君は恋に落ちた、はずだ。
アンの、「ね?」に。
女の私だってあれには弱い。