俺は彼女の名前を聞いたことがない
1話「俺の彼女はスタイルがいい」
今年高校2年生になる俺には彼女がいる。


彼女はとても可愛くて清楚なお嬢様の様な。


ちなみに告白は彼女からしてきてくれた。


超うれしかった。何てったって俺も彼女のことが好きだったからだ。



「ごめん、待った?」今日は折角のデートだというのに寝坊してしまったのだ。男として情けない・・・。


「ううん、私も今来たところだったから」彼女は時間に正確で俺みたいに遅刻することは有り得ない。つまりこれは嘘だ。
彼女は遅刻した俺を怒らないで気遣ってくれる。なんて優しいんだ・・・。


「じゃあ早速行こっか」


「うん」今日は二人で遊園地に行く予定だ。遊園地に行くのも久しぶりだなぁ。





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