記憶が思い出に変わる時(仮)
「はぁ――…
I practiced adrees at the
an entrance ceremony.
And,I was absorbed in reading book.
So I in bed at 3 am.
・・・You will hate by girl students,
if you were particular too much.」
(入学式の挨拶の練習してたんです。あと、本読むのに夢中になっちゃって。だから3時に寝たんです。…それ以上しつこいと女子生徒に嫌われますよ?)
騒がしかった教室は
一瞬で静まりかえった。
先生まで、言葉を失っていた。
完璧な発音。
流れるような英語。
あたしも…
ある人を重ねていた――…
「…意味、
わかりませんでした?」
本人によって
静寂は破られた。
「せっ、先生を馬鹿にするなっ!
じ、授業に戻るぞ!」
「童謡しすぎだろ…」
あの先生、嫌いだな。