記憶が思い出に変わる時(仮)




でもね、本当に
ありがとう―――――…





…あれ…?

こんな光景どっかで見たような…


《――珍しいな、
お前が素直なの―――…》

―ドクンッ


《――大丈夫、俺が守るから…》



―ガクッ

「優梨、急にどうし―…優梨っ!?」


「服部…!?」






「ん…」


あたし、いつの間に
寝てたんだろう…



うっすらと見えるのは白い天井。




< 44 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop