記憶が思い出に変わる時(仮)
あれからあたしは
結局授業に戻って
バスケ部を見に行った。
1年の正式入部は
明日からみたい。
「あー!いつかの!」
「服部です」
「俺、齋藤陵…覚えてる?」
「もちろんです」
「りょーうっ!
また練習さぼって!」
「わりぃって!あ、服部ちゃん
マネ志望だったよね?」
「あ、はい…」
「加奈、仕事教えてやれば?」
「あ!前も来てくれた子!」
相変わらず
この2人はラブラブらしい。
「んっとー…
後はしばらく休もっか!」
加奈先輩は
丁寧に色々教えてくれた。