記憶が思い出に変わる時(仮)





――――――――

―――――


あたし、どうなっちゃうの?
隣には酒臭いおじさん。


どこ…行くんだろう…



見慣れない高い建物ばかり。


タクシーを降りると
手を引かれて
閑散とした場所にたどり着いた。


     ・
「おじさん達と気持ち良くなろうね~♪」


どこにいたのか
30代くらいの男が
合わせて4人。


「久しぶりに若いじゃねぇの?」

ニヤニヤと近づいて来る。

「やっ!」

1人の手が胸に触れた。


「いい反応するじゃ――…「離せよ、オッサン」」


「……嘘…な、んで…」


そこには怖い顔した日向がいて、
こっちをチラッと見た。



なんで、いるの?

学校は?


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