記憶が思い出に変わる時(仮)
「椎奈ちゃん、可愛いね。日向とは正反対で」
「うっせーよ。しぃは天使なんだよ」
「ぷっ、日向ってロリコン?」
「ばーか」
きっと日向も辛いんだね。
椎奈ちゃんは
この先、いつまで生きられるか
わからない。
あんなに元気に笑うのに、
学校にさえ行けないなんてーーー…
いわゆる、20歳まで生きれない
ってやつ。
信じられなかった。
嘘でしょ?
あんなに元気なんだもんね…?
日向はなんであたしが
病院にいたのか
聞かないでくれた。
また、日向の新しい一面を知った。