先生サマ
休み時間―…
私は悠也くんとのことを花蓮に報告した
里緒「っということで悠也くんと寄りを戻しました」
そう照れながら言う私を花蓮は優しい眼差しでみてくる
花『よかったね!
あの女ももう何も悠也くんにちょっかいだしてこないと思うから安心しな!』
そう言って私を撫でてくれる
花蓮は私のお姉ちゃんみたいだ
里「ありがとう!花蓮!」
私はそういうと花蓮に抱きついた
『…見ててあっつくるしいからやめろよ』
隣で呆れた目をむけため息をつきながらいうのは翔
里「別にいいでしょ!
翔も復縁祝いしてくれたっていいじゃない!」
そういう私に翔は白い目を向けてくる
翔『それ、本気でいってんの?』
恐い顔でいってくる翔に少し戸惑う
里「なによッ
もういいもん!
翔が祝ってくれなくったって花蓮がいるもん!」
そう言って翔にベッと舌をだしていう
翔『…ガキ』
翔はため息をつきながらそれだけいうと席を立ち教室をでていった
里「なによ翔の奴!
変なの!」
花『あんた鈍感だねー』
私の言葉な花蓮はそう呟く
そんな花蓮の言葉にハテナをうかべる
花『それにしても、翔くんやっぱカッコいいわ!』
そうニコニコしながらいう花蓮
里「悠也くんの方がカッコいいもん!」
花『いや顔的にも性格的にも翔くんの方がカッコいいでしょ』
里「ゆ、ゆ、悠也くんは優しさで勝負なんだから!
あんな冷血じゃないもん!」
そう必死に悠也くんのよさを訴える私
花蓮はそれを鬱陶しそうにハイハイと言いながら聞き流していた