先生サマ
花『なんでコイツがいんのよ』
そう航をさしながらいう花蓮
航『いちゃ悪い?』
花『悪いわよ
あんたが気に食わない!
存在じたいがもう嫌!』
航『わ、よっぽど嫌われることしたか俺』
そう顔を引きつらせながらいう航
里「花蓮!航が可哀想だよ!どうして航を嫌うの?航なんかしたの?」
航『してないよ』
花『うん、してない
けどこの手の顔はムカつく
生理的にうけつけないの
眼中にいれたくない』
そう言いながら航の頬をひっぱる
航『いはいいはいッ!』
航は涙目になりながらも抵抗している
私はそんな航達をとめに入った
里「ちょっとやめなよ!
そんなことより、聞いてほしいことがあるんだってば!」
そういう私に二人は一斉に私の方へと顔をむける
花『そういえばそっか。
何?相談って!
里緒の悩みならいつでも聞くよ?
友達なんだから遠慮しないで』
そう言って優しく笑う花蓮に続き航もいう
航『里緒が辛かったら俺も辛いし、里緒の悩みは俺の悩みでもあるんだよ!
ほら話してみて?』
二人の言葉に私は涙目になりながらも話しだした
悠也くんへの気持ちと
翔への気持ち
嘘をついちゃダメ
自分に正直に
里「あのね…」