先生サマ





知らず知らずに顔を真っ赤にしていたらしい私をみて花蓮は優しく笑った





花『里緒、恥ずかしがる必要なんかないんだよ

誰もが必ず通る道だし』





そういう花蓮の言葉に納得した私は赤くなる顔を隠すために俯きしゃべりだした




里「悠也くんとね、昨日初エッチしたの」



その私の言葉に花蓮と間山くんは目を輝かせる




花『マヂ!?やったぁ!!よかったね里緒!!』


私の幸せを自分のことのように喜んでくれる花蓮をみていたら無性にうれしくなってきた




里「ありがとう花蓮!

花蓮が今まで私を支えてきてくれたからだよ!

悠也くんに気持ちを伝えたり、気持ちに気付いたりしたのも」





間『それにしても悠也もよくやったよ!

里緒ちゃんのことになると女々しくなるからさ、そこまでいくか心配でたまらなかったんだよね!』




ホッとしながらいう間山くん



私はそんな間山くんの言葉に嬉しくなった




悠也くんが私のことを間山くんに相談していたらしいことも私のことになると女々しくなるってことも




すべてが嬉しかった


私よりずっと大人な悠也くん




私じゃとうてい釣り合わないと思ってたけど



今の間山くんの言葉をきいてすごく安心した




私、悠也くんの隣にいていいんだよね?





そう思えた




やっと幸せになる
後は、翔に…



言わなきゃいけない




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