先生サマ
昼―…
悠也くんは私達と合流した
悠『ゴメン、遅くなった』
間『まぁ教師だから仕方ないだろ』
そんな話をする悠也くんたちを私達は見ているだけ
折角合流したのに
悠也くんと話せないなんてつまんないよ
そう思っていた私に哲哉くんが話し掛けてきた
哲『里緒ちゃん話さへん?』
ニコッと笑いながら聞いてくる哲哉くん
里「いいですよ」
特に何もすることがなかったので承諾した
哲『最近悠也とどうなん?』
突然哲哉くんから問われたことに驚きながらも話す
里「まぁまぁですよ
でも、悠也くんってモテますよね」
哲『まぁ、そやなぁ』
里「そこが少し不安なとこなんですよね
前も私が傷つかないためとかいって私から離れちゃったことがあるんです」
哲『へー…
まぁそれは心配することあらへんよ!』
私の言葉にあっさりと返事をする
里「どうしてですか?」
哲『だって悠也、里緒ちゃんしか見えてへんもん
試してみたろうか?』
ニッと笑った哲哉くんを不思議に思い首をかしげていると
突然ギュッと抱きついてきた
こんなことされることになれてない私は焦りまくる
こんなことで悠也くんがなにかなるはずかないのに
と思ったけど
意外とそうではなかったみたい
悠『哲哉…
死にたい?』
満面の笑みでそういう悠也くんに私は驚いた
なにより食い付いたことに驚いたのに
悠『里緒、俺と付き合ってるから
ちょっかい出さないでよね』
後ろから私を抱き締めながらそう言ってくれた
嬉しさと恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にさせる
皆も見てるし…