先生サマ




そう聞かれるがなにも用件がない!





なんで止めちゃったの私!




ただ、ただ悠也くん私のことも聞かないし自分のこともなにも用件以外話さないから…。





ちょっとでも悠也くんのこと…。





何だか自分でもよく分かんないんだけど、知りたいなぁって…




思ったの…。





そう考えながらも出てきた問いはつまらないことだった。





里「ま、また…
あ、会えます…か??」





なに聞いちゃってんの!
私ったら!!!





なんて内心焦りながらも悠也くんの答えを黙って待つ。





1分くらい待ってやっと悠也くんは口をひらいた。





悠『たぶん…、すぐ会えるよ。』





すぐ…、会える?





悠『…じゃぁ、お休み。』




悠也くんはそれだけ言って電話を切ってしまった。





里「お、お休み…。」





電話が切れた後にそっと電話を耳にあてたまま呟く私。





里「…すぐ会えるって…、帰りぎわもそんなこと言ってたけど…。」





そう独り言を言い悠也くんの言葉を気にしながらも私は携帯を放り




悠也くんって…。
一体なんなんだろう…。





眠りに落ちる前にそんなことを考えていた。





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