先生サマ




怪訝そうな目でニヤニヤ笑う私をみる悠也くん。






悠『…一人で笑って気持ち悪いよ。』





里「いや、だって悠也くんの寝顔が…/////」





悠『ほぉ、人の寝顔を盗み見ですか。




趣味悪っ…。』





里「なっ!ちょっとそんなの違うでしょ!ただ見惚れてただけでッ!」





悠『動揺してぼろだしてんじゃん。』





そう私の焦り具合をみてけらけら笑う悠也くん。





ムカつくっ!
けどカッコいい!





そう思っていたがこのままだと悠也くんのペースに流されて面談室にきた理由を見失ってしまいそうなのでそのまま話を変えることにした。






里「そ、それよりも!」





悠『えと…、何でお前ここにいんの?もう少しで授業じゃん。』





お前が呼んだんだろ!!





心の中で突っ込みを入れながらも悠也くんに返す。





里「悠也くんが呼んだんだよ〜!」





そうむくれながら言う私をみて





悠『そうだっけ?覚えてない。』





っと考えながら言う悠也くん。





自分が呼んだくせに本気で忘れやがったよこの男は…。





里「私が悠也くんの初授業聞いてなくて、それで呼び出ししたんだよ。『俺の初授業をなんだと思ってる!』って言ってたじゃん!」




悠『ふぅん。…そんなこと言ったんだ?』





言ったよ!!!





悠『んじゃ聞くけど、里緒は俺の初授業をなんだと思ったの?』





そう真剣な眼差しを私に向け聞いてくる。





そんな悠也くんに見惚れながらも答える。


正直に…


里「ただの嫌いな授業で早く終わらないかなって思ってた。」





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