先生サマ




そう思い内心笑いながらもキスするのをやめ、俯く里緒の顔を覗き込む。





悠「…なに?」






里『き、き、き、キス…なんでしたの?


今王様ゲームやってないよ?』





そう顔を真っ赤にしながらいう。





まぁ、目はあわせてくんなかったけど。






悠「前言ったじゃん。里緒のこと気に入ったからって。



それにキスしていいっつったの里緒だし。」

そう言って再度里緒に顔を近付ける。






今にもキス出来そうな距離…。






近い距離に里緒の顔。






里緒はやっぱりこういうことに慣れていないらしく顔が近いだけであたふたしている。





まぁさっきキスしちゃったのもあるし当たり前かもだけど。






悠「……元気でた?」





俺のこの一言に里緒は目を見開き暫くして縦に顔をふる。





里『…悠也くんのことで、落ち込んでたんだよ。』






そう言った里緒の言葉、小さすぎて聞こえなかった嬉しい言葉。






里緒が俺のこと好きになっていってるのを知るのはまだまだ先の話し…。






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