先生サマ




あー、俺バカだろ?




今になって里緒を中に入れたことすっげぇ後悔してる俺。





その理由1
部屋が汚い



里『す、凄く男の人の部屋って感じだね。』




そう苦笑いをしながらも床に散らばっている物を集め片付けていく里緒。





その時の里緒の表情、めっちゃ苦笑いだったし。





理由2
理性を抑えることが
できるかどうか…。





うん、相当我慢しないかぎり無理だな。





今は5月に入ったばかりの頃―…。





夏服ではないといえどんどん気温が高くなる時期。





当然服も薄着になり男としたら薄着な格好に誘惑される季節の境目。





もちろん俺も男だし?





ちょっと、ほんのちょっとだけど、そういう意欲がわかないこともない。






まぁこれは里緒だからこそでる限定の欲なんだろうけど。





今まで女に興味ももたなかったもののあらわれって感じ?





なんて考えている時だった。





里『きゃぁッ』





そんな叫び声がさっきまで俺が寝ていた寝室から聞こえてくる。





ってか里緒はいつのまに寝室に行ったんだ?





そんなことを考えながらも寝室へと向かった。





そこで見たもの。
自分には全く見覚えのないエロ本だった。





悠「………なにそれ。」





俺は里緒の手からエロ本をとり見覚えのないその本をもち何故自分の部屋にあるのかを考える。





里『ゆ、悠也くん…、そういうのはせめて女の子に分からないとこに隠しなよ?』




なんて顔を赤らめながらも軽蔑な眼差しで俺を見る里緒。





悠「っつぅかこれ俺のじゃねぇし。」





俺は里緒にエロ本をむけそう言い聞かすが里緒は聞く耳もたず…。




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