先生サマ




花蓮はそんな私の反応に何か感づいたらしく私に詰め寄ってくる。





花『里緒やるじゃなぁい♪恋愛初心者の里緒にしては上出来よ!』





そう私の肩をポンポンと叩きながらいう。





里「き、キスしたなんて…、勝手に決めないでよ!」




花『したのは今の里緒の反応でバレバレですぅ♪



んで?キスした感想は?』




え!?そこまで聞いちゃうの?





そう思いながらも正直に答える。





里「わ、分かんないよ…



い、いきなりだったもん。」





そう花蓮から目をそらしていう。





花蓮は今の私の言葉にまた大きな反応を見せた。





花『へぇ〜♪悠也くんそんな積極的にしたんだ♪



そうだよね〜、なんか悠也くんSっぽいもん!』





なんて一人妄想をする花蓮。





本当恋バナ好きだよな…
花蓮って…





特に他人の恋愛事をズバズバ聞くくせあるしね…





私はそんなことを考えながらもまだ妄想を続ける花蓮を横に一人窓の外を見ていた。





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