先生サマ


そう笑いながら言うカレンの知り合いの男の人。





そのおかげで、私からプイッと目をそらした彼。





あの視線から解放されてほっとしていると、



『んじゃぁ最初店に行く前に自己紹介でもしようか!』




そうカレンの知り合いの男の人が切り出してきた。





『んじゃ、まずは俺から!』




しかも真っ先に自分の名前を言おうとしてるし。




『俺は間山庄野!よろしく!』




そう手を大きくあげ笑いながら自分の自己紹介をする。





間山くんっていうんだぁ。そう思っている間にも自己紹介は進む。





花『山村花蓮です!よろしく〜!』




そういつもよりテンション高めでいうカレン。





あんなにテンション高くするとか私にはできないよ。




そう私が思っている間にも自己紹介は進んでいく。





『愛で〜す!』



『鈴で〜す!』




『俺は哲哉!』




『拓斗です!』





『悠也』




そして私の番が回ってきた。




ってか悠也くん自己紹介適当だなぁ。




『悠也』としか言ってないじゃん。





『み、美山里緒と申します。』





そんなこんな色々考えていら自己紹介が改まった言葉になってしまった。





私の礼儀正しい自己紹介に間宮くんは爆笑。





間『申しますって!何かの改まった儀式とかやるんじゃないんだから!



里緒ちゃん最高っ!』





そうお腹をかかえながら言う。





そんなに爆笑することでもなくないか?




そう思いながらも自己紹介がとりあえず一通り終わったのでお店へ向かうことにした。





カラオケ店に行くらしい。




合コンでは定番の場所だよね!





カラオケ店まで徒歩で約10分。





行きには男女二人ずつで分かれて話すらしいけど。




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