先生サマ




引き換え場所に来たはいいものの…





里「すっごい並んでる…



だから花蓮もあんなに遅かったのかぁ…」





しょうがない待つか。





そう考え私は列の最後尾に並んだ。






20分くらいして…
やっと私の番が来た。





里「あ〜、疲れたッ!
早く食べないと後15分で休み時間終わっちゃうよぉ!」





そうブツブツ言いながらも花蓮達がいるもとへ行く。




花『あ、里緒きたぁ!』




既に食べ終えてしまっている花蓮が私を見ながら笑っていう。





悠也くんはというと花蓮と同様クスクスと笑っている。





私が席についたと同時に花蓮は悠也くんと話しだす。




花『それでその時にさ〜、サインくださいっ!って言いに行ったの!』





悠『勇気ある行動だね。』




内容はさっきまでいなかった私にはよく分からなかったけど誰かアーティストのことで話しているようだけど…





私アーティストに興味ないから話しについていけないんだよね…




そう思いながら黙々とご飯を食べ続ける。





二人の会話に入れないことが淋しくて、悠也くんと花蓮が仲良さそうに笑いあいながら話してるのがなんか嫌だった。





悠『里緒そんなによく食うね?しかも短時間で…』





突然そう話題をふられたが何か苛々していて答えたくなかったので





里「別に…」





そう悠也くんの目も見ずに短く答えてまた黙々とご飯を食べる手を進める。





花『この子大食いだからこのくらい大したことないんだよ!』


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