先生サマ
そんな里緒を見たら…
悠「里緒やめて。」
里『え?』
なにをやめてほしいのか分からないという感じにきょとんとしながら里緒は俺をみる。
悠「そんな期待もたせるようなことはやめて。」
里緒が自分を好きなんじゃないかと勘違いしてしまう…
里緒はまだわけが分からないらしく不思議な顔をしながらも『うん』と言ってうなずいた。
悠「そろそろ人くるだろうし、俺用意してくるね。」
そう言って立ち上がった俺に続き里緒も立ち上がる。
里『私も手伝う!悠也くん1人じゃ大変だし!』
そうニコッと笑いながら言って道具がおいてある倉庫の方へと走っていく。
そんな里緒の一言にうれしさを感じながらも里緒についていった。
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放課後―…
現在の時刻は6時…。
ほとんどの生徒は帰っている頃。
里緒をこんな遅い時間まで待たせていると思うことで行動を早くさせる。
ってか一方的な約束の仕方だったし…
悠「里緒待ってんのか分かんねぇよな…」