先生サマ
なんて呟きながらも期待を胸に廊下へとでる。
そこに里緒はいた。
里『もう!悠也くん遅い!』
そう眉をつりあげ頬をふくらませながら怒る里緒。
凄い可愛い…ッ
悠「ごめん、帰ろ?」
そう言って里緒の手を引っ張り歩きだした。
里緒をチラッと見てみれば顔をほんのり赤くそめ俺に引っ張られるように歩いていた。
そんな里緒をみて顔が自然にゆるんでいた。
―――――
――――――
学校から出た後何も会話がない中帰る俺と里緒。
なんか会話ないかな…
そう考えていると里緒がいきなり話をかけてきた。
里『ゆ、悠也くん!』
里緒の言葉に足をとめ振り向く。
悠「なに?」
里『ひ、昼はごめんねッ。
あ、あんな子供っぽいこと言っちゃって…』
悠「子供っぽいこと?」
里『だ、だから花蓮と話してたことで私あんな…』
悠「あ、あぁ里緒が怒ったこと?」
そう言う俺の言葉に申し訳なさそうにする。
そんな里緒に俺は軽くキスをした。
悠「気にしてないから。」
そう里緒に言った。
里『ゆ、悠也くんって…
以外とエロいッ…』
そう俺を上目遣いで見ながらいう。
ってか…、上目遣いはやめてほしい…
理性がもたないからッ。
悠「男は皆そこそこはエロいんだよ。」