先生サマ
次の日―…。
いつのまにか寝ていた私。
起きた時にはベッドの上にいた。
里「ん〜、ここ…」
目をこすりながらそう呟いていた時…
悠『おはよう』
そう私に挨拶をする悠也くんの顔が目の前にあった。
目の前に…
里「って、えぇッ!!?」
私は悠也くんの顔がすぐそばにあることに驚き少し後ろへと下がった。
悠『どした?』
そう首をかしげながら何でもないような顔で私を見てくる。
里「ゆ、悠也くん…
昨日凄いお酒飲んだ後のこと…。」
悠『あぁ、記憶ないわ。
俺なんかした?
俺酔うと記憶とぶから
何をしたかも分かんなくなるんだよ。』
そう言いながら自分の頭をくしゃっとする。
そんな仕草がさまになっていて思わずカッコいいとさえ思ってしまう。
悠『で、なにした?』
私がそう考えてる途中にそんなことを聞いてくる。
とっさのことで何を答えていいのか分からなくてあわあわとなっていると…
間『まぁまぁ、後でそれは聞けばいいだろ?
今はご飯を食べることを先決しようぜ?
俺もう腹が減って腹が減って…』
そう言いながらお腹をおさえる。