先生サマ
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里「でーきた♪」
そう言って自分が作ったご飯をみる。
うん!我ながら完璧!!
そう腰に手をあてて頷く私。
とりあえず出来たからリビングへと運ぶことにした。
里「出来たよ〜」
そう言って持っていくとソファーでテレビを見ていた間山くんが嬉しそうに近づいてきた。
間『うわ、旨そうっ!』
そう言いながら目を輝かせている。
その隣で壁をせもたれにして本を読んでいた悠也くんも近づいてくる。
悠『ふぅん…
以外…、旨そうじゃん。』
そう言いながらテーブルの前に座り私が作ったご飯をじっと見ている。
里「私お母さんに小さい頃ご飯の作り方をしこまれたの!」
そう言ってちょっとだけ自慢気にする。
悠也くんはそんな私をみてクスッと笑うとご飯を口に運ぶ。
間『旨いよ〜!
里緒ちゃんいいお嫁さんになれるよ!』
そう笑顔をむけながらいう。
その誉め言葉に顔を赤くして照れながらも悠也くんの方へ顔をむける。
里「ゆ、悠也くん…
どうですか?」
そう聞く私に目をむけ
悠『普通においしい』
そう一言言った後無言で食べる手を動かしていく。