先生サマ
間『里緒ちゃんさ、』
里「は、はぃ!?」
突然話し掛けられたことに驚きつつも間山くんの方をむく。
間『悠也に合コンの時告白されたでしょ?』
里「あ、そうでしたね!はい!」
すっかり忘れてたよ…
間『あれ…、悠也にもう返事したの?』
里「ま、まだ…ッ」
突然悠也くんのことを真顔で聞いてくる間山くん。
悠也くんの話になると
私の顔はたちまち熱くなってくる。
間『ふぅん…。
じゃぁ里緒ちゃんは悠也のことどう思ってんの?
好き?』
里「す、好きですよ…
でも、どういう好きなのかは…、まだ分かんなくて…」
そう言いながら悠也くんにまだ返事をしていないことを申し訳なく思い俯く。
間『ふぅん?』
里「でもね、悠也くん時々いきなりキ、キスしてくるの…」
間『あらら、それは…』
私から目をそらし苦笑いを浮かべる間山くん。
なにか考えてるのかな?
そんなことを思いながらも話を続ける。
里「その時、嫌とは思わないの。
突然だからかな?
あんまりキスした感じがしないから嫌に思わないのかも。
それか悠也くんのこと好きだからか。
分かんないから…。」
そう言って間山くんにヘラッと笑顔をみせる。