先生サマ
悠『里緒…』
このパターンは…
妄想開始→
悠『里緒…』
里「ゆ、悠也くん?」
悠『俺、里緒のこと好き。前にも言ったけど付き合ってください。
俺…、里緒じゃないとダメなんだ!!』
里「だ、ダメよ!私、悠也くんのこと好きだけどそういう好きじゃないし!」
悠『関係ねぇよ。
里緒は絶対俺を好きになるし。』
妄想終了←
なぁんちゃって!!!
そう一人妄想しながら悶えていると悠也くんがやっと口を開いた。
悠『俺…、里緒のこと』
キタァァァァ!!!
悠『…よく分かんない。』
……………へ?
悠也くんが囁いた意味が分からず私は悠也くんに返す。
里「あ、あの…、何が分からないのでしょうか?」
そう言いながら首をかしげる。
悠『…自分で考えて。
里緒がその意味分かるまで、俺里緒とは生徒として口を聞くことにするから。』
そう言って私を抱き締める手をはなし部屋へと戻った悠也くん。
私はそんな悠也くんの背中を見送り玄関から外へ出ていった。