先生サマ
そう言って自分のことのように悩む拓斗はいい奴だ。
相談するならこいつが一番いい気がする。
哲『まぁそんなん成り行きに任せとけばええやん!
里緒ちゃんもそれを望んでんるんかもしれんよ?』
悠「お前は里緒の何を知っていってんの…」
そう言って哲哉をにらみつける。
哲『いや、なんも知らんけど…、里緒ちゃんがもしそいつと深い関係であってもその中で悠也を選んだんやから大丈夫じゃないかゆうとるんや。』
そう言って俺の肩に腕をおく。
哲哉はなんだかんだアドバイスをくれた。
間『まぁ、自信もてばいいってこと!
自信もってこそ悠也だ!』
そうわははと笑いながらいう庄野。
悠「俺を自信過剰みたいにいうなっつの」
そんなことを言いながらも相談にのってくれたコイツらに感謝していた。
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次の日―…
朝…、教室の前を通りかかったので教室を覗いてみれば翔と里緒はもう来ていて二人で楽しそうに話していた。
苛々したが少し落ち着こうと一息ついた。
が、無理だったみたいだ。
俺は教室のドアをガラッとあける。
教室にいた生徒は一斉に俺に注目する。
もちろん里緒と翔もその中にいた。
翔『…なんっすか。
先生。』
そう俺をするどい目付きで睨みいう翔。
俺は平然としたようにみせかけいう。
悠「ちょっと二人とも面談室きてくんない?」
そう言った。