先生サマ
間『皆ぁ〜!!楽しんでるかなぁ!?』
そう間山くんが叫んだ後に皆は間山くんの問いにテンション高く答える。
そんな様子をうざったそうに耳をふさぎながら間山くんを睨んでいる悠也くん。
睨むの癖なのかな?
そんなことを思っている私。
そんな私にはお構いなしにどんどんと進行する間山くんの喋り。
私はそんな喋りもボーッとし、皆のあまりにも高いテンションに感心しながら聞いていた。
間『んじゃぁ、合コン恒例の王様ゲームでもやっちゃうか!』
『『『さんせー!』』』
間山くんの問いに皆が声をそろえ返事をする。
っていうか、いつのまにどういう流れで王様ゲームにたどり着いたのか…。
そんな疑問を抱きながらも前もって準備していたらしい王様ゲーム専用の割り箸クジを間山くんはどこからか取出し、『引いてひいて〜!』っと言いながら皆の前へと割り箸を突き出す。
皆もノリノリの様子。
クジはどんどん引かれていく。
私はやりたくないと断ったが強制参加らしく私の前に割り箸を持ってこられた。
私は渋々割り箸クジをひくことに。
見てみれば割り箸の先端に5番としるされている。
王様一人に命令される確率はほぼ少ないと思っていたから私は割り箸で遊びながら王様が命令をするのを待っている。
ちなみに王様は花蓮に当たったらしい。
花蓮はこういうゲーム好きだからな。
どういう命令を考えるのか少し怖いところだ。
花『ん〜、じゃぁ…。』
命令をする内容が決まったらしく花蓮は怪しい笑みを浮かべる。
花『5番の人に、1番の人がキスをする!
もち、口と口だよ!
ちゃんと見てるからズルしたってバレちゃうんだからね!!』