先生サマ
HRが終わり私はすぐ航へとかけよった。
里「航!?なんでここにいるの!?」
航『里緒!久しぶり!
わぁ、小さい頃以来だよね!?何年ぶりだろぉ♪』
そう言いながら私に昔と全く変わりもしない笑顔を向けてくる。
里「久しぶり!
ねぇ、なんでここにいるの!?」
航『お父さんの転勤でまたこっちに戻ってきたんだ!
翔には言ったんだけど聞いてなかったんだ?』
そう笑顔のまま翔に顔をむける。
翔『教えたくなかった』
そう言って航をキッと睨む。
そんな翔の態度を不思議に思いながらも私は気にせず航と話していた。
昼休み―…
私はいつものように悠也くんとご飯を食べるため昨日の場所へと向かった。
里「悠也くん!遅くなって―…?」
そう叫んで入るが悠也くんはなぜか寝ていた。
里「悠也くん!私きたよ!」
そう言いながら揺すってみるが全く目を覚まさない。
私は起こすことをあきらめ悠也くんの隣へと腰かけた。
里「………可愛い寝顔」
そう悠也くんの頭を優しく撫でながら呟く。
幸せそうに寝ている悠也くん。
そんな顔を見ていたらなんだかキス…
したくなってきた。
里「い、いいよね?」
そう一人しゃべりながらも悠也くんに顔を近付けていく。
あと2センチ
1センチ
あと…
悠『…あいつ誰』
そう目をパチッとあけて私に問う悠也くん。