蝶龍


あれから何日目だろ
ご飯もろくに
喉を通らない


日に日にやつれる



それでも
石動があたしを気使う事はない



起きてボーッとして
犯されてシャワーを浴びて寝る


また起きてボーッとして
犯されてシャワーを浴びて寝る



そんな日々の繰り返し






ギィーッ…。







石動「…お前は俺だけを見てろ」




琉伊『……。』




行為にも
最近は嫌悪感すら
感じなくなった


1度汚れてしまえば
どうだってよくなる


あたしはただ
雷龍の皆が


笑って平穏な日々を
過ごしてたらそれでいい




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