蝶龍



ゴンゴン…。




下っ端「…石動さん少しよろしいですか」




石動「…チッ…なんだ」




なんだろう??




ここは静かな地下室。
よく意識して耳を澄ませば

大抵の会話は
聞こえる





下っ端「雷龍から宣戦布告です。

“明日の夜潰す”

だそうです。」




石動「馬鹿な奴らだ…琉伊の身投げも無駄だったな(ニャッ」




琉伊『……ッ!!』




あたしが
聞いていたことを確信し


怪しげな笑みを向ける




石動「聞こえた通り明日…雷龍が来るそうだ」




< 146 / 203 >

この作品をシェア

pagetop