蝶龍
ゴンゴン…。
下っ端「…石動さん少しよろしいですか」
石動「…チッ…なんだ」
なんだろう??
ここは静かな地下室。
よく意識して耳を澄ませば
大抵の会話は
聞こえる
下っ端「雷龍から宣戦布告です。
“明日の夜潰す”
だそうです。」
石動「馬鹿な奴らだ…琉伊の身投げも無駄だったな(ニャッ」
琉伊『……ッ!!』
あたしが
聞いていたことを確信し
怪しげな笑みを向ける
石動「聞こえた通り明日…雷龍が来るそうだ」