蝶龍
本当はこのまま
帰ってほしかった…。
力の差があるにしても
みんな少しは怪我してる
そんなみんなを
見るのは辛かった。
あたしにとって皆は
いつの間にか
何よりも大切になっていた
光樹「…琉伊。」
琉伊『…こ…ぉき』
光輝「勝つから」
そう微笑むと
石動に向かい顔付きが変わった
石動「お前は潰す」
光樹「やってみろよ」
あたしは
ガラにもなく祈ってしまった
光樹が勝つように
怪我をしないようにと