蝶龍



健司「でも…こんなことになるなら捕まえておけばよかったのかもしれんな。」





悔しさを表すかのように
顔が険しくなる。





全員がしばし沈黙したころ



手術中のランプが消え
医師が来た。





医師「ご家族の方ですか??」





琉奈・健司「「はい!!」」





琉奈「娘は…琉伊は!!?」




医師「最善を尽くしました。手術は成功です…」





裕斗「よかったぁ…」





医師「しかし…」





全員が医師の次の言葉を待った。








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