蝶龍



わぁーぉ…。
あのヒントでたどり着く

ってことは


雷龍は馬鹿じゃなかったのね。



でもココで
肯定すると面倒なことに
なりかねないし。



琉伊『根拠は??』



和慎「根拠はこれといってありません。ただ…」




光樹「あの5㍍ある校門を簡単に飛び越え世界No.2の和慎がハッキングできねぇこんな芸当できんのは世界No.1の蝶龍、以外ありえねぇだろ」




うん確かにそうだ。
あのヒントで


そこまで
たどり着くなんて
甘くみてた。



裕斗「僕たちはね琉伊が蝶龍だったら嬉しいんだ」




琉伊『なんで??』




拓哉「蝶龍はわいらの憧れの存在やから」




春真「…あんたは蝶龍でいいのか」




うわぁ…。
無口くんが初めて(!?)

話し掛けてきた。



春真の目は
他の奴らと違って。


確信をついてる目をしている。


でも…言えない。
信じたくない。



信じれば
仲間を作れば。


また


あき兄ぃの
二の舞になる。



ダメだね。
一瞬…言ってもいいかな


って思ったけど。


ダメ。




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